東京都議会 1951-09-04 1951-09-04 昭和26年第4回定例会(第19号) 本文 庶民にその所を得しむるをもつて政治妙諦なりと、明治大帝はお教えになつておる。この点から観察いたしてみますると、すなわち最低生活の線から下へ落ちて來るところの人々はそのおおむねの人々が病氣病難のために、悲しいかな最低生活の線を営むことができないというので下へ落ちて來るのであります。これを支えなければならぬ。政治の力によつてこれを支えることをもつてこれを防貧の政策と私は思うのであります。